目指せ!紙のマジシャン

新しい可能性への挑戦。企画開発型企業へ

弊社の取り組み

企画開発型企業への挑戦 ― 松村紙工所のテーマ ―

 松村紙工所の創業は昭和41年(1966)。以来、ダンボールの製造一筋に携わってきました。現在は、片面ダンボールを中心として、包装用ダンボール、積層ダンボールなどを富山県下はもちろんのこと、北陸3県や新潟県下の企業に納入しています。
 これまでダンボール一筋に携わってきたのは、市場が毎年拡大していることもありますが、なによりもダンボールに無限の可能性を感じてきたからです。
 森林保護の面から見ても、リサイクル率の高い商品ですから、単に保護材としての用途だけでなく、もっと私たちの生活に密着した新しい提案が期待されているのです。
 松村紙工所は、ダンボールを通じて新しい生活提案を行う企業づくりを目指しています。高品質な製品を製造するだけでなく、ダンボールの持つ特性を生かしながら、新しいニーズを創り出そうとしているのです。
 松村紙工所は、ダンボールの可能性を追及していきます。

ダンボールの可能性 ― セカンダリー(脇役)からプライマリー(主役)へ ―

ダンボールには、様々な特性があります。

  • ・安全性
    食品包装のほか、家具・家電の輸送用パレットや梱包材・緩衝材として十分に強固であり、内容物を守ります。
  • ・印刷できる
    印刷することで、消費者にアピール、宣伝力が生まれます。印刷技術も高くなりました。
  • ・高い衛生性
    密封性が高く、ゴミや虫などが混入することは少ない。リサイクルにより新しいダンボールに生まれ変わるので清潔で異臭もありません。
  • ・保湿性・保温性
    ダンボールは、中空構造であるため、保湿性、保温性が高い。断熱効果もあり、建材の心材としても使われています。
  • ・汎用性
    ダンボールの高い可能性から、遊具、家具、インテリア、ディスプレイなど様々な場面で利用されています。
  • ・天然性
    ダンボール素材は、100%天然素材。リサイクル時には、プラスチック、金属などとは異なり、その回収、洗浄、破損、紛失などに伴う処理に関してCO2の排出量が少ないのも隠された可能性です。

 このような特性を持つダンボール。その可能性には、まだまだ潜在能力があると思います。今では、積層構造により、立体化、堅牢化も一段と高くなり、また、印刷技術も格段に進化しました。
 松村紙工所は、ダンボールの更なる可能性を追求し、脇役だったダンボールを主役にしたいと考えております。

地球環境への配慮

 ダンボールはゴミにはなりません。リサイクルシステムが徹底されており、リサイクル率は、80%~95%以上と言われています。
 ダンボールは、水だけで繊維状に戻り、リサイクル工程の環境負荷も低減。たとえ自然環境に放置されたとしても、だいたいは土に還ります。
 折りたたむことのできるダンボールは、生産ラインから製品あるいは、使用後の古紙の保管場所も軽減されます。また、内容物に合わせて寸法などを設計されるので輸送時の積載、輸送効率化も図れます。

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